鍵のありか

営業マン『K』です。

お客様に物件を案内する場合、
先ず、鍵を手配しますが、現地に鍵が置いていない物件は
とても手間です。
お客様を案内する前に鍵を取りに行き、お客様を迎えに行き
お客様を現地に案内し、内見が終わったらお客様を自宅まで送ります。
場合によっては、そのまま当社に戻り商談になりますが、その後、鍵を
返しに行きます。

当社　→　案内する物件　→　物件を預かる会社　→　お客様宅
→　物件　→　お客様宅　→　物件を預かる会社　→　帰社

となる訳です。
私の場合はお客様に紹介する前に一度自分で下見をしてから
案内するので、手間は２倍です。

今日案内したお客様はとても理解の有る方で
案内した後、すぐに鍵の返却をすることを了承して下さったので
随分助かりました。

さて、案内の結果は・・・・・
間取はかなり良かったのですが立地を考慮すると
売却希望価格より３００万円ほど高いとの感想でした。
うーん確かに！
新築時の価格とあまり変わらないのは、神奈川県のマンション価格が
以前よりあがってきているためと推察しますが、それでもちょっと高いかも
しれません。　とても良い目をしているお客様です。

ちなみに、好景気から連想するのは、いわゆる『バブル景気』でしょうが
直近の好景気は『いざなみ景気』で平成14年から平成19年まで続いた好景気です。
『いざなぎ景気』と混同してしまいますが、これは40年も前の好景気。

最近の新築マンション価格が一番安かった時期は、この『いざなみ景気』の直前に
事業化した物件で築年月で言うと平成16年ぐらいのマンションです。
つまり、バブル景気から下落し続け、一番下がった頃に事業化した物件になりますね。

その後、マンション価格(特に川崎近郊)は高騰し続けているので
余程の事情が無い限り平成16年前後の物件が購入価格より安く物件化することは
なさそうです。
あくまでも一般論で、状況によって異なるとは思います。
たとえば最近で言うなら、海沿いの物件とか、埋め立て地の物件など・・・・・

しかし、今回の大地震で液状化しなかった埋め立て地は安心なのかも
しれませんね(*^_^*)