えらいこっちゃ！

営業マン『Ｋ』です。

生きております。大庭商店の面々も無事です。
私が生まれてからこんな大規模な地震は初めてで
地震直後、親戚などに電話をしましたがほとんど繋がらず安否の確認が
取れたのはごくわずかでした。
実家の母も今までで一番大規模な地震と驚き、落ちた額や家具の
片付けに追われているとのこと・・・・・

女子社員は全員早退しましたが、送迎している男子社員が戻りらず
大渋滞にはまっているとの連絡だけがどうにか入りました。

当社は以前から災害対策の為、防災グッズをそろえ、食料や水を蓄えております。
更に会社は頑強な耐震構造になっているため、いざと言う時は当社に逃げ込むように
日頃から社員達は指導されているので、会社にいる自分の事は問題ないと
思っていましたが家が心配です。
駄目元で家に電話をしてみると通じたので状況を聞くと
被害は金魚鉢の水がこぼれたことと、棚の本が落ちたことぐらいで
特に問題なしとの話で一安心。

会社では、付近全体が大規模な停電になったので、
日が落ちてくると真っ暗になり社内は懐中電灯の灯りで対応。
食品庫から皆に食料が配られましたが、私はバイクで自宅へ帰れると思い
泊まり込みの心配がある人の為に我慢しました。

結局停電が解消されたのは２２時で、泊まり込みのメンバーは
暗闇での酒盛りからなんとか解消され、大歓声があがったそうです。
私はバイクで帰宅したため、その連絡を２２：３０頃自宅で受けました。

このような大地震は滅多に起こらないので、経験値が少ない中で
各々が知恵を絞って準備を整えますが、今回の件で
実際には何が必要なのかがよく判ったと思います。

いきなり真っ暗になり、奥へしまった防災グッズが出せないこともあります。
いざ使用してみたら電池が切れて困った人もいたと思います。
懐中電灯は遠くを照らすより明かりが広がるタイプの方が重宝であることも知りました。
方々へ連絡するため、携帯の充電が危うかった人もいたはずです。
家族で災害時、集まる場所を決めていなかった人もいます。
カップラーメンは２つ食べると飽きるそうです。
予備電源の重要性を感じました。
災害時の携帯電話がいかに不便なものかを知りました。
このように多くを学んだので、望みはしませんが次回のノウハウにしたいと思います。

尚、ウィルコム同士は、ほぼ１００％繋がりました。災害に強い電話ですね。
実家に一人ウィルコムユーザーがいたので、そこを経由して兄弟家族の安否確認が
出来たのは大変有難い思いでした。

まだ余震は続いております。
皆様、くれぐれも大事の無いようにお願い致します。