打ち水の効果

営業マン『K』です。

8月に入り初仕事となります。暑いですね(^^;)
日本中の全ての人が打ち水をして欲しいです。

水1ｇの蒸発で0.58キロカロリーの熱が奪われます。
これを気化熱と言いますが、たった1リットルの水を撒くだけでも
580kcalの冷却効果があるわけです。
空気の比熱を「0.24kcal/kg度」として単純計算すると580kcalは1000立方メートルの
空気を2.4度下げる効果を発揮するため、かなりの冷却効果であることが分かります。

更に水を撒き続けるとどんどん気温が下がるので、エアコンの効きも良くなり
室外機からの熱も押さえることが出来ますね。
その他、車のエアコンも弱くできるので車の燃費も向上し、様々なエネルギーを
節約することができます。

とは言え、打ち水をするのに水道水をそのまま使うというのは、やはりお勧めできません。
打ち水は飲むわけでも、洗うわけでもありません。
やはり貴重な資源であるきれいな水道水を無駄にするのは考え物です。
エアコンの電気代節約のために水道水を大量に使っては本末転倒と言えそうです。

そこでお勧めなのは、お風呂の残り湯やエアコンから出る水の利用。
これなら、下水に流して捨てる無駄を省けるし、涼も取れる、道路も綺麗になる、
花粉も流れ花粉症予防になる、運動不足も解消できる等
一石なん鳥にもなりますね。
たらいやバケツに汲んで、家の周りに撒いてみてはいかがですか？